今回、紹介するのは「25を言ったら勝ちゲーム」です。

ルール

ルールは次に示す通りです。
・プレイ人数は2人
・2人で交互に数字を言っていき、25を言ったほうが勝利。
・1ターンに言える数字は1,2,3個
・パスは出来ない

実際にプレイすると以下のようになります。

Aが先行です。
2人で交互に数字を言っていきます。
最後にAが25と言えたので、勝者はAです。

一見普通の数字ゲームに見えますが、このゲーム実は必勝法があります。
どうすればいいかわかりますか?
必勝法を知りたい方はこちら↓↓↓

ここから先はネタバレになります。

必勝法

このゲームに勝つためには、順番に何の数字を言わないといけないか、後ろから考えていく必要があります。

25を言うためには、直前に何の数字を言うべきか?
答えは21です。

自分が21を言うことで、相手は22,23,24とどれだけ頑張っても25を言うことは出来ません。
相手が22で止めたとしても、自分は23,24,25と25まで言うことが出来ます。

続いて、21を言うためには何を言うべきか?
先ほどと同じように考えて17を言う必要があります。

これを繰り返していき、最終的に1~25の中で言わないといけない数字は以下のようになります。

1,5,9,13,17,21,を言うことで、最後に必ず25を言うことが出来ます。

以上が「25を言ったら勝ちゲーム」の必勝法になります。

ちなみに、必勝法を知ってる人同士でこのゲームをすれば、必ず先行が勝ちます。
(先行が1を言うことが出来るので)

応用問題

普通の「25を言ったら勝ちゲーム」の必勝法を理解できた人に向けて、もう1問紹介します。

応用問題として「25を言ったら勝ちゲーム②」とします。

ルールは下に示す通りです。
・プレイ人数は2人
・2人で交互に数字を言っていき、25を言ったほうが勝利。
・1ターンに言える数字は1,3,4個
・パスは出来ない
・最後に数字をはみ出すことは出来ない。(相手に23を言われたら、自分は24を言うしか無い)

1ターンに言える数字の数を変えました。
今回は言える数字は1,3,4個です。
2個数字が言えなくなった代わりに、4個数字を言うことが出来ます。

普通の25ゲームに比べて、正直かなり複雑になっています。
今回のゲームの必勝法はわかりますか?

以下ネタバレになります。

応用問題の必勝法

基本的な考え方は先程と同じで、何の数字を言わないといけないか、が大事です。
今回はそれに加えて、何を言ったらダメか、も考える必要があります。

自分が25を言うためには、直前の23を言う必要があります。
また24,22,21を言ってしまうと、相手に25を言われるのでダメです。

続いて、20はどうか?
これは相手に23を言われてしまいます。

19はどうか?
これも相手に23を言われてしまうのでダメです。

したがって、次に言うべき数字は18です。

自分が18を言った後、
相手が19なら、自分は20,21,22,23
相手が19,20,21なら、自分は22,23,24,25
相手が19,20,21,22なら、自分は23
と言うことで負けません。

同じように考えていき、最終的に1~25の中で自分が言わないといけない数字は以下のようになります。

以上が「25を言ったら勝ちゲーム②」の必勝法でした。

今日の記事はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。